上田市創業支援プラットフォーム

【第5回】起業家ネットワークセミナー 起業家×地域の宝探し 〜人材編(起業=現実編)〜

レポート2017.11.27

経営者としての思いを語っていただく「起業家ネットワークセミナー」。
2017年11月2日(木)に第5回を開催しました。

 

ゲスト:株式会社ヒューマンインデックス 代表取締役社長 堀内和彦氏
ファシリテーター:一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC) 専務理事 岡田基幸

 

開催日時:2017年11月2日(木)14:00~16:00
開催場所:松尾町フードサロン

 

 

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■株式会社ヒューマンインデックス 代表取締役社長 堀内和彦氏
上田市常田に本社を置く「株式会社ヒューマンインデックス」代表取締役社長。17歳で上京後、

様々な職種を経験して得たメンターとの出会いに刺激を受け、23歳で起業。

『人と企業の良き出会いを創出する』をミッションに掲げ、働く人の人間性やワークライフ

バランスを尊重した就職・転職支援や企業の採用代行など、従来の人材派遣業にとどまらない

総合的なマッチングサービスを提供している。また自身がプロサッカー選手を志していた経験

から、北信越1部リーグ所属のサッカーチーム「アルティスタ東御」など4チームのクラブ運営

も手がける。

 

 

イベント前半はゲストである堀内さんとファシリテーターの岡田による対談形式でトークを

展開しました。

 

 

中学校時代の同級生や後輩らと企業組合として会社を設立

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起業をする前は、サラリーマンとして働いていた堀内さん。人事部の経験も経て、もっと

仕事をしたいという思いが膨らみ、起業を決められたそうです。起業には、「企業組合※」

という事業形態を選択し、中学校時代の同級生や後輩など合わせて5名でそれぞれ100万円

ずつ出資、現在の前身である「ヒューマンリソース」を設立。そして、設立して2年後に

法人化し、「株式会社ヒューマンインデックス」になったそうです。
走り出しは、お金もなく、職を探している人のストックもない状態。当時はインターネット

の普及もこれからの時代だったため、職を探している人を求めるために、コピー用紙で

チラシを作り、ポスティングをされたそうです。
※企業組合…個人事業者や勤労者などが4人以上集まり、それぞれの資本や労働力を持ち寄って、

1つの企業体のように活動を行う組合

 

 

経営についての勉強は3人のメンターから学んだ

 

「経営についての勉強はどのようにされたか」という問いに、東京でのサラリーマン生活

の傍ら、3人のメンターから学んだと堀内さん。
メンターは、起業をしようと思った際に自ら探した人、ビジネスコンサルタントの方、

メンタル・人間性に影響を受けた人の3人。現在も相談をされたり、仕事で関わったりと、

堀内さんにとって大切な存在でいらっしゃるそうです。

 

 

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そして、トークは堀内さんのルーツをさらに深く探っていきます。

 

 

働くこと、お金を稼ぐことの大変さを知る経験は糧となった

 

上田市で育った堀内さんですが、一念発起し17歳の時に単身で東京へ。東京では平日に働き、

土日に通信制の高校に通い、学業と仕事を両立した生活を送られていたそう。
当時の仕事は、日給8,000円の内装業。仕事があまりにも大変で、初日には涙を流してしまった

という堀内さん。
働くこと、お金を稼ぐことの大変さ、働いて得たお金で生活をすることの苦労を若い時から

知ることが出来たというのは経験として大きかったと当時を振り返りながら話してください

ました。

 

 

人に依存はせず、自分で出来るところまでやってみよう

 

これから創業したいという人に対して伝えたいことは?という問いに対し、「人に依存は

せず、自分で出来るところまでやってみよう」と堀内さん。
その頑張っている姿を見て、必ず助けてくれる人がいると、直向きに走ってきている堀内

さんだからこそのアドバイスをくださいました。
また、堀内さんは、今回のようなセミナーの登壇だけではなく、日常的に友人などから

起業をしたいという相談を受けることがあるそう。その際はいつも「起業をしたいのなら

ばすれば良い」と言っているとのこと。起業をして社長になり、人を雇うことになれば、

お金を払わなくてはいけなくなる。このように逃げ場のない状況を自ら作るのも、一歩踏み23156972_400802363670770_1471013244948846544_o

出すきっかけになる、と話してくれました。

 

 

 

イベントの後半は、参加者の方たちからの質問に答えてもらったり、交流する時間を
設けさせていただきました。

 

 

 

熱意を伝える努力とアプローチを怠らないこと

 

 

「今まで赤字になったことはありますか?」など、普段なかなか聞くことが出来ない質問

も参加者の方からあがりました。「設立してから4、5年は赤字だった」と堀内さん。赤字

だったが、損益でマイナスでなければ、会社はつぶれることがない。財務の知識をきちんと

持つことが大切だとアドバイスもくださいました。
また、サッカーのチーム理事長も務めている堀内さんに、スポンサー集めのノウハウに

ついて伺う場面もありました。堀内さんが理事を務めるサッカーチームのスポンサーの方

たちは「投資としてよりも“熱意”に寄付してくださっている」そう。
こうしたい!という熱い気持ちを理解してもらう努力とアプローチ、またスポンサーに

なってくれそうな人を見つける努力は怠らないようにしていると具体的に教えてください

ました。23213423_400802400337433_6887876312181158269_o

 

 

 

 

座右の銘は「人は笑うために生きている」だという堀内さん。仕事のやりがいは、働く人

と雇う人、双方喜ぶマッチングが出来た時だそう。
堀内さんのルーツや創業についての考え方など、これから創業をしたい人たちにとって参考

になることを具体的に語ってくださり、参加者の方たちからは「色々な話が聞けて参考に

なった」「楽しく、良い話が聞けた」と好評な感想を頂きました。
ご参加くださいました皆様、ゲストの堀内さん、大変ありがとうございました。

(野々村奈緒美)

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