Interview女性創業者リレーインタビュー

009竹花真由美さん

アトリエくう 竹花 真由美 さん

~女性創業者リレーインタビューNo.9~

第9回目は 竹花 真由美 (Mayumi Takehana) さん( アトリエくう )。竹花さんは山形県出身、上田市在住のハンドメイド作家です。多肉植物やテディベア作り、また、春は入園・入学小物、冬はリースなど季節に応じたオーダーメイド品も承っております。
もともと作ることが好きだった竹花さん。子供服や小物などを趣味で作っていました。8年前、介護をきっかけに退職したのを機に、「今だからできることに挑戦してみたい」と思い、ハンドメイドの世界に本格的に飛び込みました。「アトリエくう」として活動を始めたのもこの頃です。ちなみに屋号の由来は、娘さんたちの寝息の「くうくう」と、空を見るのが好きだったので「空(くう)」とかけて、この名前にしたそうです。
マルシェへの出店から始まり、出店ブース内でのミニワークショップ、じっくり制作するレッスンと、少しずつ活躍の場を広げていきました。お客様は最初、知り合いが多かったのですが、3年前に小諸市のKoCoHouse(ワークショップを通じて、訪れる方に豊かなライフスタイルを提案する多目的空間で、11月末に自家焙煎珈琲とお菓子虹心家さん内に移転し「nico House」としてスタートしている)の多肉植物とくまさん作りの講師として参加以来、毎月レッスンを開催していく中で、SNSの情報や参加して下さった方の口コミにより、イベントやレッスンに来て下さる方、参加して下さる方の幅が広がっていきました。また、KoCoHouseというコミュニティの中で他の講座に参加しているお客様が興味を持ち、竹花さんのワークショップにも参加して下さるようになったのです。これからも「ひとつひとつの出会いを大切に」を忘れずに、細く長~く淡々と続けていきたいとおっしゃっていました。
今はとにかく好きなことをひたすらできて楽しいけれど、それを生活(ビジネス)として成り立たせるにはまだまだです。気持ちとしては仕事をしているが、収入面では趣味の域を出られないでいる。ハンドメイドは材料費がかかるので、その辺の兼ね合いが難しいとおっしゃっていました。それでも廃業を考えたことは全くありません。本当に大好きなことだから、仕事をしていて楽しいのです。「仕事をしていて楽しい」。長く続けられるコツですね。お話を伺っていて、つい見失いがちな大切なことに気付かされました。
決して周りに流されず、マイペースを貫き通している竹花さん。これからの夢は「自分のアトリエを持ち、そこでレッスンやワークショップを開きたい。ハンドメイドの楽しさを色んな世代に伝えたいです」
最後に竹花さんからメッセージを頂きました。
「自分が“これだ!”と思ったことを小さなことでもいいから始めてみて下さい。そこから様々な世界が広がっていきます。始めてみることが大事。それと、人との繋がりも大事。私自身、1人でここまで来ることはできなかったので。それからもう1つ。“ありがとう”という気持ちを常に持つことも大事。お客様、仲間、扱うもの、全てに対して。3つの“大事”、ずっと大切にしていきたいです」
竹花真由美さん、ありがとうございました。