上田市創業支援プラットフォーム

【第1回】起業家ネットワークセミナー 起業家×地域の宝探し 〜IT編〜

レポート2017.07.19

 

経営者としての思いを語っていただく起業家ネットワークセミナー」。

2017年7月6日(木)に第1回を開催しました。

 

ゲストプログラマー、株式会社ルーツ 代表取締役 三井 健太郎氏

ファシリーター一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC) 専務理事 岡田基幸

 

開催日時2017年7月6日(木)14:00~16:00

開催場所犀の角(海野町商店街)

 

プログラマー、株式会社ルーツ 代表取締役 三井 健太郎さん

arec_0706_61th_ 1th_

上田市で活躍するプログラマー、株式会社ルーツ 代表取締役の三井健太郎さん。

8歳の頃からプログラミングに興味を持ち、長野高専で電子情報工学を学んで

エンジニアとして県内企業で働く、アメリカへの出向、大手ネットサービス会社への

転職を経て帰国し、地元上田で2008年に創業。都内販社と提携し業務用ソフト開発や

企業の技術顧問などを手掛けている。「生涯現役を続ける為の働き方」を提案。

 

イベント前半はファシリーターの岡田とゲストである三井さんによる対談形式で

トークが展開されました。

 

 

独立をしたきっかけはワクワクしたいという思いから

 

トークの始まりは三井さんの経歴についてから。

どのような経験を得て、現在に至っているのかについて伺いました。

また、どのようなものを作っているのかというのをプロジェクタースクリーンを

通して見させていただきました。

会社員時代と独立してからの年数が半々近くになったという三井さん。

そんな三井さんが独立をしたきっかけは「製品を作りたい」「ワクワクしたい」

という思いからだったそうです。

 

 

arec_0706_2

故郷の上田市にて株式会社ルーツを創業、のちにLLPを設立

 

三井さんは、2008年に故郷である上田市にて株式会社ルーツを創業し、3年後の2011年に

有限責任事業組合LLPを設立します。

LLPは3人で組んでおり、三井さんは開発を担当、他2名は営業、ユーザーサポートを

担当とそれぞれの得意分野を活かしてチームとして利益を得ているとのことでした。

チームで仕事をしている利点として三井さんは「営業に向いていない僕の代わりに

2人が営業をして仕事をとってきてくれる」ことを挙げていました。

このことにより、プログラミングに集中することができる理想の仕事のスタイルを築けて

いるとのことです。

 

※LLP……有限責任事業組合。税金がかからず、決算書に税金関係の科目がでてこない組織。

 

 

地元で起業をしたメリットは支出が抑えられる

 

07063th_

地元である上田で起業しようとした理由は「リスクの低減」だと三井さん。

なるべく支出を抑えるには、と考えると実家が何よりもお金が掛からない。

そのような理由で地元の上田にて起業をしたそうです。

三井さんの仕事はインターネットの環境があればどこでも出来るものであり、

東京ではなく地方都市でも問題がないもの。

実際に上田で働くなかで不便だと感じたことはないそうです。

情報や雑音の多い東京よりも上田は、静かな環境で仕事に集中出来るメリット

があると言っていました。

 

 

起業のノウハウはネットで調べた

 

三井さんは、起業しようとした時に手続き等については「ネットで調べた」そう。

プログラミングの基本は、自分で考え、調べることであるため、起業をする際も

そのスタイルは変わらなかったようです。

人に聞きに行くという行動を三井さんがするのは確認も兼ねて最後にすることが

多いと言っていました。

自分で調べて、考え、行動するというのは仕事も同じであるという三井さんの言葉に

参加者の方たちも気が引き締まった様子でした。

 

 

arec_0706_4

自分がプログラミングに専念しやすくするために起業

 

創業をして良かったことについて問うと、三井さんの口から利点が多くでてきました。

まずは、仕事を選べるということ。そして、自分の意思で自由に働けること。何時から

何時まで働くという形ではなく自分が集中したタイミングでいつでも働くことが出来る

というのが三井さんにとって大きな利点となっているようです。

三井さんが起業をしたのは「プログラマーとして良い環境で働きたい」という思いから。

社長になりたかったというのではなく、自分がプログラミングに専念しやすい環境を

整えた結果だそうです。

その思いは三井さんの名刺にも表れており、代表取締役よりも先にプログラマーを

職業として先に書かれているのを見せてくれました。

 

 

全力でやっていこう

 

これから創業したい人へのメッセージを問われ、

「君の人生がたとえ空振りの人生でも 全力で振った三振でなければならない」

という三井さんの好きな言葉の一つを紹介してくれました。

結果がどうであれ、自分で全力を尽くせたと思えるかどうかが大事であり、

全力でやっていきましょうと力強いコメントを参加者の方たちにしてくれました。

arec_0706_6

 

 

イベントの後半は参加者の方からの質問に答えていただいたり、交流する時間を

設けさせていただきました。

 

 

自分が強みに出来るものを土台に

 

質問や交流時にも「起業」がキーワードに繰り広げられました。

「就職ではなく、いきなり起業は難しいか」という参加者である大学生の質問に対しては、

「やりたいものがあるならば、早いに越したことはない」と三井さん。

「自分の強みに出来るもの、優れている部分を土台として活かす事で、経営が厳しくなった時も

逃げずに頑張っていこうという気持ちになれる」と先輩起業家として経験も踏まえた真摯な

アドバイスをして下さいました。

 

 

プログラマーという上田市内では珍しい職業の三井さんですが、お話して下さったことの柱は

「好きな事を仕事にする」ということであり、職業関係なく通じる部分が多かったため、

参加者の方たちからも「やりたい事を生涯やり続けられる土台を自身で切り開かれている事に感銘した」

「このような働き方があるのかと驚かされた」などご好評の声をいただきました。

参加者の皆様、そしてゲストの三井さん、ありがとうございました。

 

 

 

★次回のお知らせ★

 

『企業家×地域の宝探し 〜酒造編〜』

ゲスト岡崎酒造株式会社 杜氏 岡崎 美都里氏

ファシリテーター:一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC) 専務理事 岡田 基幸

日時2017年8月4日金14:00〜16:00

会場松尾町フードサロン

参加費会場でドリンク1杯をご注文ください。

 

【岡崎 美都里さんプロフィール】

上田市柳町の創業350年を超える老舗蔵元・岡崎酒造の12代目に生まれ、

それまで外部の杜氏を招いていた岡崎家で、初めて家族が杜氏となったオーナー杜氏。

東京農業大学で醸造学を学び、大手酒販売会社に就職。家業を継ぐために帰郷し、

ベテラン杜氏の元で酒造りを学んだのち、経営と醸造を一手に担う。

菅平水系の水、県産の米を使い、手作業で醸す酒が身上。「大吟醸 亀齢きれい」が、

2015年に関東信越国税局酒類鑑評会にて最優秀賞を獲得するなど、全国から注目を集めている。

 

■■申込フォームはこちら■■

現在、参加者募集中です。お申し込みお待ちしております。

http://shinshu-sogyo.com/networkseminor/ 

戻る