上田市創業支援プラットフォーム

《上田市》女性のための創業スクール オプションコース【第一回】

レポート2016.10.28

テーマ:『パーソナルブランド育成法』

講 師:ブランディング戦略コンサルタント/自分メディア改善コンサルタント 松下一子さん

日 程:10月15日(土)(午前)【第一回】

 

 

「お客様は神様ではない、と私は思っています。」th_1015_arec17

 

来てくれる方は誰でもありがたい!

果たしてそれは、本当ですか?

 

どんなお客様でもと受けた結果、自分が満足のいく仕事ができないと、

それはイコール、お客様の満足も少ないことにつながり兼ねません。

そうなってしまうと、せっかくお客様に来ていただいても、

双方にメリットがありませんよね。

 

お客様があなたに期待するイメージと、

あなたがお客様からこう思われたい、と期待するイメージ。

この双方をイコールに近づけるためには、どうしたらいいのでしょうか。

 

「ぜひ、あなたから買いたい!」と思ってもらうこと、

まずはリピーター、いずれは顧客になってもらうこと、

そのために大切なことは何でしょうか。

 

 

冒頭に書いた「お客様は神様ではない」。

これも考え方の一つです。

 

来てほしいお客様に届けていくことはもちろん大切ですが、

来てほしくない、苦手なお客様に自然にスルーしてもらうことは、

それ以上に大切だと、松下さんは仰います。

 

例えば、受け取り手として、th_1015_arec7

「男性向けサービス」と書かれた場合と、

「女性お断りサービス」と書かれた場合。

 

前者の記載であれば、「あ、私は対象じゃないんだな」

くらいの感覚で、女性の方もスルーが出来るのではないでしょうか?

 

こうやって自分のベストを尽くせる環境で、

お客様に「私が選ばれる理由を伝え続けていく」こと。

 

これもパーソナルブランディングの一つと言えるそうです。

 

「今まで私はちゃんと伝えられていたのか不安になった。」

そして、

「これから始める今、まさに知りたい内容だった。」

という感想が多かったこちらの講義。

 

3つの質問に、簡潔に答えられるかのワークでは、

 

あなたは何をしてくれる人?

狙う市場はどこ?

なぜ、それをあなたにお願いするといい?

 

という問いに、皆さん迷いながらも、ペンを動かしている姿が印象的でした。

 

 

自身も、昔はイメージと現実の間でたくさん迷い、th_1015_arec5

モヤモヤし、悩んできたという松下さん。

自身の経験からくる言葉を聞けるのは、

本当に貴重な機会だったのではないかと思います。

 

物を売ることは、商品があるため説明がなくてもわかりやすいですが、

見えないサービスは商品を見せられません。

 

チラシやWEB、SNSなど、なにか商品に代わる説明を作ること。

差別化したい時でも、同業他社ではなく、お客様としっかり向き合うこと。

 

それらを全部考慮した上で、一貫したロゴやカラーなど、

自分ならではの「イメージ」を、こだわって作っていけたらと思います。

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