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【レポート】うえだ移住テラス~talk cafe~(12月10日)ゲスト:小宮山耕平さん(HEARTBEATまるこ 代表)

レポート2022.12.19

2022年12月10日(土)、上田市の移住交流サイト「うえだ
移住テラス」のサイトリリースイベントとして、
+519worklodge(上田市技術研修センター)を会場に
オンライン配信も加えた「うえだ移住テラス~talk cafe~」
開催されました。

 

今回ゲストでお迎えしたのは、HEARTBEATまるこ代表の
小宮山耕平さん。
聞き手はAREC専務理事・センター長 岡田基幸です。

 

小宮山さんは、夏は花卉栽培農家
冬はプロスキーヤーとしてもご活動中で、
うえだ暮らしガイドとしてもご協力いただいています。
20代前半の頃、花卉農家であるお父様の仕事を継ぐことを決心し、
リンドウやリシアンサスの栽培をされています。
今回のtalk cafeでは若手農業集団「HEARTBEATまるこ」について、
上田の暮らしと農業、小宮山さんの地元である丸子地域について
お話を伺いました。

 

 

「キリン絆プロジェクト」と連携し、丸子地域の抱える農業に
関する地域課題を共有・分析・解決するために結成された
「HEARTBEATまるこ」。
丸子地域ではワインブドウの栽培が益々盛んになってきています。
小宮山さんからHEARTBEATまるこの「ワイン×農業×○○」とした地域に
ワイン文化を根付かせる活動をご紹介いただきました。
開催されてきたイベントからも、地域を思う
熱い胸の内が伝わってきます。
ご自身で酒米も作られており、地域宿泊施設のお料理と
ワイン・お酒のマッチングを提案されています。

 

小宮山さんは上田市ご出身ですが、「HEARTBEATまるこ」の12.10-talk-cafe1-

メンバーには就農を目的として移住された方も
いらっしゃるとのことです。
昨今、移住したい理由の一つに「就農」をあげる方も
増えてきています。
農地や地域の特徴のことなどを知るためにも、
地元の方との繋がりが大切になってくる農業の世界。
実際にあった新規就農者と地元の方とのエピソードは
リアルであり、就農するためにも要になってくると感じました。

 

(写真左:AREC専務理事・センター長 岡田基幸
写真右:「HEARTBEATまるこ」代表の小宮山耕平さん)

 

「新規就農から基盤ができるまでには
年月を要する場合が多いため、『半農半X』のスタイルから
始める方が良いのではないかと思います」
「丸子地域で就農を目指す方の支えとなれるような
存在で在りたいです」

 

と小宮山さん。

 

移住してきて新たな環境に飛び込む時、
相談ができる地元の方の存在は大きく、とても心強いです。

 

トークイベント最後の質疑応答では
「寒い冬を越えるために行っているおすすめの
健康管理を教えて欲しい」と、関東圏からの移住者の
質問がありました。
小宮山さんは、地元の鹿教湯温泉や霊泉寺温泉に
日常的に入っていることを紹介。
毎日温泉に入っていると気づかない体調の変化は、
プロスキーヤーとして遠征する際、宿泊先のお風呂が
温泉ではない場合顕著に感じるようです。
温泉で身体を温め、整えることで、寒さに負けない体質に。
そして、上田地域の空気の乾燥対策にはのど飴を常備し、
喉を潤すことを心がけているとのお答えをいただきました。

 

「HEARTBEATまるこ」のホームページのトップには
『僕らは大好きなこの場所で、農業を続けるために集まった』
あります。
熱量の高い小宮山さんのお話しは、全てこの言葉に
繋がると感じました。

 

地域への愛情、希望とエネルギー溢れるお話を
ありがとうございました!

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