上田市創業支援プラットフォーム

【レポート】「女性のための創業スクール」平日コース・第5回

レポート2018.12.11

<テーマ>
営業力をUPさせるコミュニケーションの法則
<講師>
サポートオフィス アン 代表

竹内 正美さん
<日程>
2018年11月9日

 

 

10月からスタートした「女性のための創業スクール第3弾・平日コース」。本

講座は、創業や事業運営で生じる課題に対して「自分で気付き、自ら行動する

クセをつける」ことを目標に、実践的なカリキュラムが盛り込まれています。

創業の基礎知識を得る座学に加え、「PDCA(計画・実行・評価・改善)サイク

ル」という手法を軸に、受講生がそれぞれ抱える課題を掘り起こし、答えを

見つけるワークも行います。
第5回のテーマは「営業力をUPさせるコミュニケーションの法則」。ビジネ

スでは、初対面の人に自分の商品・サービスの話を聞いてもらわなければな

らない場面が多々あります。そんなとき、自分や相手の“コミュニケーション

の傾向”を知っておくことで、顧客やビジネスパートナーと円滑な関係を築き

やすくなるのだそう。
講師は、坂城町を拠点にキャリアコンサルティングやコーチング、ビジネスセ

ミナーの講師として活躍する竹内 正美さんです。

 

 

[講義の概要]
1.チェックイン
2.人間関係の基礎、安心と信頼
3.相手と自分の個性に合わせたコミュニケーション
4.より質の高いコミュニケーションのために「きく」

 

 

[1.チェックイン]20181109-0001
前回同様、受講前と受講後の自分の変化や学びの結果を確認するため、講義前

に「チェックイン」を実施しました。受講生全員で「今気になっていること」

と「今日の講義で学びたいこと」を発表。初対面の人と何を話せばいいのかわ

からない、会話の中で相手の言いたいことをどう引き出すべきかなど、何かし

らコミュニケーションに苦手意識を持っている受講生が多い様子でした。

 

 

[2.人間関係の基礎、安心と信頼]
あらゆる人間関係において「安心と信頼」の獲得はもっとも重要な要素だと竹

内さんは言います。「この人といるのは安心(危険じゃない)、この人の話は聞

いても大丈夫(信頼できる)」と思えなければ、発展的な人間関係を築くことは

できないのだそうです。
ここではまず、受講生が「相手に安心感を与える」ワークに取り組みました。

2人ひと組で会話し、お互いの共通点を3分間で20個探したり、自分が最近うま

く行っていると思うことを発表し、全員がそれを拍手で肯定するなど、「自分

と共通の話題がある、自分を肯定してくれる」という体験が、相手への安心感

につながることを学びました。
続いては「相手に信頼してもらう」ためのワーク。ペアになった相手に昔好き

だったこと、熱中していたことを話してもらい、聞く人は相手が“気持ちよく

話せるリズム”を意識して相づちを打ちます。大切なのは「あなたの話を丸ご

と受け止め、尊重しています」というサインを、相づちを通して発信するこ

となのだそう。20181109-0039
相手の話を遮ったり否定せず、満足するまで聞いてあげることで、相手は好

感や信頼感を抱いてくれるようになります。人間は誰しも好きな相手、信頼

できる相手の話は“正しい”ととらえる傾向があるため、今度は自分の話を聞

いてもらいやすい環境がつくれるのだといいます。

 

 

[3.相手と自分の個性に合わせたコミュニケーション]
人間はそれぞれ、異なる行動・思考パターンや価値観を持っており、それをお

互いが尊重する(違いを理解し、素直に許容する)ことで、人間関係をスムーズ

に築けると竹内さん。コミュニケーションの取り方にも個性があり、おおむね

下記の4つのタイプに分類できるといいます。

 

・直進型…行動的で過程よりも結果や成果を重視。自分が思った通りに物事を

進めたいタイプで、他人にコントロールされるのを嫌う
・促進型…自発的でエネルギッシュなアイデアマンタイプ。好奇心旺盛で楽し

いことが好きだが、飽きっぽいところがある
・援助型…人を援助し、協力するのが得意な気配り上手。自分の感情は抑えが

ちでも、承認欲求は人一倍強い
・分析型…物事を客観的にとらえるのが得意。行動する前に情報を集めて分析、

計画を立てるタイプ。人との関わりは慎重で、感情をあらわにしない

 

竹内さんによると、初対面の相手でも社交辞令への反応や話すときの様子で、

ある程度タイプを推測することができるのだそう。前述の「安心感・信頼感」

は人間関係の土台。そこに自分や相手のタイプを踏まえた「個別対応」を加え

ることで、良好なコミュニケーションが取れるようになるといいます。

 

 

[4.より質の高いコミュニケーションのために「きく」]20181109-0034
日常、私たちのコミュニケーションは「話す」と「聞く・聴く・訊く」の対話

を基本として成り立っています。自分が話すことにばかり意識が向きがちです

が「相手の言葉だけでなく、表情や身振り、声のトーンまで五感を働かせて

“利く”ことで、その人の本意や真実を感じ取ることができます。また、人は言

葉にすることで自分の考えを言語化し、答えを見つけるもの。話を聞くことで

その過程を手助けし、相手の心に“効く”人になれたら、それはとても質の高い

コミュニケーションだと言えます」と竹内さん。
話し上手よりも聞き上手、というスタンスこそ円滑な人間関係のポイントなの

ですね。
講義ではこのほか、ビジネスシーンでの第一印象をぐっと高める名刺交換の練

習や、お客様への質問力を高めるワークなどにも取り組みました。

 

 

「女性のための創業スクール第3弾・平日コース」第5回のレポートをお届けし

ました。
次はいよいよ最終講義「チャレンジマーケット出店の準備を体験」です。

お楽しみに!

(office晴文堂 山本里つ子)

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