Interview女性創業者リレーインタビュー
ベビーマッサージ教室 いっぽんばし 寺尾 由美 さん
~女性創業者リレーインタビューNo.14~
第14回目は寺尾由美さん( ベビーマッサージ教室 いっぽんばし 上田市)。
寺尾さんは青木村出身、上田市在住。ベビーマッサージ教室を運営されております。
寺尾さんは2人目をご出産後、助産所でたまたま受けたベビーマッサージに衝撃を受けました。
「こんなにも子どもとコミュニケーションを取れて自分も幸せになれるなんて!」
この幸せを皆さんに届けたいと思いました。たまたま隣にいらした方がベビーマッサージの資格を持っていて、自分も取ってみたいと思ったのです。これが創業のきっかけです。
創業までおよそ1年。ベビーマッサージの資格を取得後も、様々な場でベビーマッサージ講師の経験を積んでいました。
最初はお友達相手に教室を開いていましたが、友達の友達から徐々に口コミで評判が広がっていき、現在は公民館を中心に定期的に教室を開くまでになりました。教室の人数は状況を確認しながら徐々に増やしていきました。お子さんの年齢枠を設けなかったこともお客さまが増えていった要因かもとのことです。
また、LINEグループを作成しており、登録者はなんと200人以上!「リピーターさまが多いのもありがたい」とおっしゃっていました。
現在も心掛けていることは、お客さまに「また来たいな」と思って頂けるよう、どんな時も笑顔でいること。
これ、簡単なようでいてとても難しいことです。続けていられるのはきっと、ベビーマッサージが本当に大好きだからなのでしょうね。
寺尾さんに創業後のご感想を伺ったところ、キラキラした表情で次のように語って下さいました。
「集客はうまくいかず不安になることはありましたが、創業をやめたいと思ったことは全くありません。やり続けることが大事だと思います。いつの間にかこんなに時間が経っていましたね(笑)。お客さまの気持ちに支えられて続けられたということを実感していますし、自分自身、お客さまとの出会いを楽しみにしています。皆さんにとって居心地の良い場所であってほしいですね。」
コロナの影響はありましたが、集客は少しずつ回復しつつあります。これから色々と考えていきたい部分もあるそうです。色々な方とコラボしたり、コラボする中でスキルアップしていったり、コロナの様子を見つつ、レッスンの回数や人数は調整していきたいそうです。
そんな寺尾さんのこれからの夢は「まずは目の前のことを精一杯やる。健康管理はしっかりできているので教室を休んだことはありません。これは胸を張って言えます。今までのことを大事にしつつ、新しいことを取り入れていきたいです。」
人生の中で多分一度は訪れるであろう運命の出会い。出会い方も出会う時期も人ぞれぞれ。この「運命の出会い」をいかに確実にキャッチできるかが、「創業」という新しい道に繋がっていくのでしょう。
最後に寺尾さんからメッセージを頂きました。
「一度創業セミナーなどに参加したりして、自分でできること・やれる場所を見つけ、一歩ずつでいいからスタートしてみて下さい」
寺尾由美さん、ありがとうございました。