Interview女性創業者リレーインタビュー

YUNO Inrerior Design http://yuno-interior.design/堀内 詩織 さん

~女性創業者リレーインタビューNo.12~

第12回目は堀内詩織さん(YUNO Inrerior Design)。

堀内さんは長野市出身、上田市在住のインテリアデザイナーです。堀内さんは高校卒業後、カナダに留学しました。帰国後、なかなか仕事が思うように見つかりませんでしたが、ようやくホテル業界に就職することができました。これが人生の大きな転機となったのです。

 

勤務時間が不規則で働く場所も制限されるホテル業界で働いたことをきっかけに、将来は、仕事は自分の采配で働く場所・一緒に働く人・働く時間を決めていきたいと思うようになりました。そのためにスキルを身に付けたいと考えたのです。インテリア業界を選んだのは女性が多く働いていたから。しかもフリーランスの方が多かったのです。在職中にインテリアコーディネーターの資格を取得したことをきっかけに、この道でやっていこうと決め、ホテルを退職し、インテリアの世界に飛び込みました。当時の武器は資格のみ。インテリアの学校も出ていないし、何の経験もありません。それでも未知の世界に飛び込もうと思ったのは、持ち前のバイタリティやチャレンジ精神だけでなく、十分な計画性があったからです。

 

堀内さんがフリーとして働き始めたのはそれから7年後のことです。その間、地元工務店や大手ハウスメーカーで新築住宅のインテリアデザインを行い、経験を積みました。それから、上田市創業支援プラットフォーム主催「女性のための創業スクール」に通ったり、先輩からお話を聞いたりもしました。ブログを始めたのもこの頃です。

創業当時は、ブログはとにかく毎日書くことを心掛けていました。

 

“ブログ1記事が1粒の種”

種をまかなければ収穫できません。堀内さんにとっての種まきのひとつがブログでした。自己満足の記事ではなく、「自分の想い+お客さまに有意な情報」を伝えられるよう心掛けました。収入としての効果があったかは分かりませんが、自分自身がブランドになることでしか生き残る術はありません。実際、企業から紹介された方の中にはブログを読んで下さった方もいて、「私」を知って声を掛けて下さったのも嬉しかったそうです。

 

“ブログを通じて自分(私)と、自分が皆さんの暮らしのためにできることを伝えていく”

創業当時からブレることのないこの信念が、やがて集客に結び付いていきました。個人のお客さまはホームページに申込みがあった方、法人のお客さまは人からの紹介が殆どとのことです。それが口コミにも繋がっていきました。「SNSやホームページからの個人のお客さまを増やすことが今の課題です」と堀内さんはおっしゃっていました。口コミでお客さまを増やしていくには、1つ1つのお仕事だけでなく、自分自身とも誠実に向き合っていくことが大切なのだ と堀内さんのお話を伺っていて改めて実感しました。

 

最初は「女性が働きやすそう」という条件で選んだインテリアのお仕事ですが、いつの間にか「大好き♡」な仕事に変わっていました。もちろん、仕事をやめたいと思ったことは全くありません。

創業後のお気持ちを伺ったところ、「最高です!苦しいし悩むこともありますが、自分の好きなことを自分の采配でできることが嬉しいです!」とおっしゃっていました。

 

そんな堀内さんの夢は「子どもが過ごす場所(保育園や施設)のデザインをしてみたい。子どもの未来に関わる場所のお仕事をやってみたいです。」

7年という長い時間をかけて、少しずつですが着実に創業への扉を開いてきた堀内さんのこと。もしかしたら既にもう、夢という新しい扉に向かって進んでいるのかも知れませんね。

 

最後に堀内さんからメッセージを頂きました。

 

「自分が素直に楽しいと思うことをやってみて下さい。好きなことがお金になるにはすごく時間がかかります。いきなりそれを求めると自分の心がもたなくなるので、お金の不安がある方は、まずは他の仕事と掛け持ちをしながら、純粋に“楽しい”を求めて欲しいです。自分が心から“楽しい”を求めれば、それは他の人にも伝染します。まずは、お金を求めず発信することです。その蓄積が自分の信用や他の人に見つけてもらうことに繋がります。」

 

堀内詩織さん、ありがとうございました。