Interview女性創業者リレーインタビュー
Hand craft RubyN. https://www.instagram.com/handcraft_rubyn/成澤 瑠美 さん
~女性創業者リレーインタビューNo.5~
第5回目は 成澤瑠美 さん(Hand craft RubyN.(https://www.instagram.com/handcraft_rubyn/))。成澤さんはフィリピン出身、坂城町在住のレジンフラワーアート作家です。ご結婚を機に坂城町に移住されました。
成澤さんがレジンと出会ったのは3年前。「お母さんに合うかも」と娘さんからレジンを紹介してもらったことがきっかけです。試しにレジンで作品を作ってみたら見事にハマってしまいました。作った作品を展示会に出展してみたところ、思いのほか好評だったそうです。注文が次々と入るにつれ、「私にはコレだ!これを仕事にしてみたい!」という思いが強くなりました。
ここまでおよそ半年。とんとん拍子に創業への道を歩んでいったその答えは、成澤さんの行動力にありました。
展示会で初めて作品が売れた翌日、成澤さんはとある会場に作品を持ち込み、「ここで展示会を開かせて下さい」と直談判しました。その日のうちにOKをもらうとすぐ作品作りに取り掛かり、早くも翌月には展示会を開いていたそうです。その後も数々の展示会を開き、自分の作品を伝え続けていきました。
「小さなチャンスを確実につかむ。思い立ったら即行動」
この積み重ねが今につながっているとおっしゃっていました。
また、作品の質を上げるために動画を見ながら学びつつ、オリジナルのものを作り上げていったそうです。商品に対するシミュレーションも欠かせません。商品が肌に触れた際の影響や時間が経つにつれての色の変化の確認、押し花やドライフラワーの色をどうやって保つかの実験。気泡が作品に入らないよう特に気を付けていたそうです。“モノづくり”って化学的な一面もあるのですね!
ちなみに、作品に使われているお花はご自宅のお庭で育てていらっしゃるそうです。
今では「レジン=私」と言えるほど、レジンが自分の一部になっている成澤さんですが、1度だけ創業をやめたいと思ったことがありました。思うように作品を生み出せない自分にイライラして焦り、そんな自分が嫌になったそうです。旦那さまのアドバイスで1ヶ月間、敢えて全くレジンに触れない期間を作りました。再びレジンと向き合いたいと思うようになった時、活動再開。今は作品作りが楽しくて仕方ありません。レジンと引き合わせてくれた娘さんには本当に感謝しているとおっしゃっていました。
そんな成澤さんの夢は「自分の作品のリピーターやファンを増やしたい。自分の作品がみんなに愛されることが夢であり目標です」
自分にしか作れないレジンを作るため日々研究中の成澤さんらしい夢ですね。
最後に成澤さんからメッセージを頂きました。
「趣味の中の1つで自分にピッタリくるものがきっとあるはずです。それを見つけたらそれを磨き、諦めずに前に進んでいってほしいです」
成澤瑠美さん、ありがとうございました。