上田市創業支援プラットフォーム

《上田市》女性のための創業スクール 平日・週末コース(第七回)

レポート2016.10.26

テーマ:『ビジネスプランの作成』P1020722

講 師:あがたグローバル税理士法人 小林藤子さん

日 程:9月17日(土)週末コース、10月5日(水)平日コース

 

小林さんの説明を受けながら、

自身の事業計画書を作成するワークが中心となった今回。

 

今までの6回の中で学んできたことを、一つ一つ確認する、

そんな時間となったのではないかと思います。

 

スクール中に何度も出てきた、

「ターゲット、市場、ライバル、自分の強み」

というキーワード。

 

ここを、映像で思い浮かべられるくらい、

何度も具体的にイメージをしてみることで、自分の事業が見えてきます。

 

見えた中から具体化させて、サービスや商品を書き出す場面では、

皆さん、割とすらすらペンが動いていたように思います。

今までたくさん考えてきたことを、いよいよ作っていく、そんな空気を感じました。

 

価格決めや細かい数字を埋めるワークでは、事前の説明時、

「罪悪感を払拭し、

悪いことじゃないんだ、と思えるようになりましょう。」

という小林さんの言葉に、

改めて心強さを感じた方も多かったのではないでしょうか。

 

販売促進戦略では、メディアの活かし方のヒントや、

どこに向けてなんのコンテンツを発信していくのか、を改めて学びました。

うなずきながらメモをとる姿が多く見られた気がします。

 

「既存のお客様、新規のお客様、それぞれに伝えるべきことが違う。」

というのはわかっていても、

1人で考え込むとなると、やはり不安や孤独を感じることもあるかと思います。

それを、先生や、共に受講してきた仲間と共有できることが、

やはり、こういったスクールの魅力なのだと感じます。

 

受講者さんからも、

この時間があってよかった、そして終わりに近づくのはさみしい、

という感想が聞かれました。

 

休憩を挟んでの後半は、

以前の講座で苦手という感想の多かった「会計」の分野。

 

例えばカフェを経営していく場合、P1020910

1日に何人きて、1人当たりの単価はいくらで、

週に何日オープンすると12か月で売り上げはいくらになるのか。

 

実際に一つずつ考え、数字に落とし込んでいくことで、

自分の事業に置き換えられた方も多かったように思います。

 

わからないところを、挙手をして質問している姿も、何人か見られました。

 

最後は、事前に質問があった屋号について。

ほぼ自由に決めて問題のないと言われる屋号ですが、

お客様が混同してしまうことを避けるため、

似た名前が近くにないか調べ、

可能ならば一緒の名前は避けるようにするといいそうです。

店舗の場合は特に、

間違い電話が頻繁にかかってきてしまう、なんていう事もあるようです。

 

「次回の個別相談会までに、もう少し考えをまとめたい」

「今回書き出して分かった疑問点を中心に、教えてもらおうと思う」

など、考えがはっきりしてきた、とうい感想が多かった今回。

 

一緒に歩んでいる仲間という存在も、

やはり大切だなと感じる講義の時間となりました。

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